仕組みの話
「わろたの数」と「順位」が合わない理由
ランキングを見ていて、「あれ、この順番おかしくない? わろたの数、下の方が多いのに」と思ったこと、ありませんか。これは不具合でも、順位の操作でもありません。意図してそう設計しています。何をどう計算しているか、包み隠さず書きます。
表示している数字と、順位を決めている数字は別物です
ボケの下に出ている数字は、そのボケに実際に押された「わろた」の生の件数です。これは絶対に水増しも間引きもしません。押された回数がそのまま出ます。
一方で、順位を決めるときは、その生の件数をそのまま使いません。 1票ごとに「重み」を掛けた数字(重み付きスコア)で並べ替えています。この重みは画面のどこにも数字として表示しません。表示されるのは常に生の件数だけです。だから「数字は同じくらいなのに順位が違う」「わろたが多いのに下にいる」ということが起こります。仕様です。
なぜ重みを付けるのか — 複数アカウントと組織票への対策
わろたは「1人1ボケにつき1回」しか押せません。でも、新しく作ったアカウントを大量に用意して同じボケに票を入れる、身内で示し合わせて短時間に押しまくる、といったやり方でランキングを操作しようと思えば、技術的には可能です。
重みは、こうした操作の効果を鈍らせるための仕組みです。目安は次の通りです。
- 作りたてのアカウント(24時間未満)の1票は 0.3票分として計算します
- まだ日が浅いアカウント(7日未満)は 0.7票分
- それ以上使い込まれたアカウントは 1票分(満額)です
- 自分では一度もボケず、わろたも押したことがない「見るだけ」の垢は、上記にさらに ×0.5 されます
- 同じネットワーク(≒同じ回線)から同じボケへ連続で票が入った場合、 2票目以降は ×0.2 まで大きく割り引きます
誰の票が何倍として計算されたかは、票を押した本人にも、ボケた本人にも表示しません。「あなたの一票は0.3票分でした」と本人に見せてしまうと、それ自体が角の立つ情報になりますし、重みの算出ロジックを外から逆算する材料を与えることにもなります。だから重みは常に非表示、これは今後も変わりません。
スコアは時間とともに減衰します(半減期24時間)
もう一つ、順位に効いてくるのが「時間」です。同じ重み付きスコアでも、投稿から時間が経つほど、順位計算上のスコアはじわじわ下がっていきます。具体的には、24時間経つとスコアが半分になる計算式を使っています。
これは、朝いちばんに投稿されて時間をかけてわろたを集めたボケが、いつまでも上位を独占し続けないようにするためです。今日投稿されたばかりの新しいボケにも、上に来るチャンスがきちんとあります。わろたの生の件数はずっと積み上がったままですが、「今、勢いがあるボケ」を上に出すために、順位計算の方だけ時間で減衰させています。
AI師匠の採点は、ランキングに一切関係しません
ボケを投稿すると、AI師匠が点数と一言コメントを返してくれることがあります。あれは投稿した本人だけに見える、独り言みたいなものです。他の人には見えませんし、ランキングの順位計算には一切使われません。ただし殿堂入りだけは、明らかに水準に満たないボケを外すための「足切り」として、このAI採点を最低ラインにだけ使っています(詳しくは下の「殿堂には足切りがあります」)。順位そのものをAIが決めることはありません。
ランキングを決めるのは、最初から最後まで人間が押した「わろた」だけです。 AIが高得点を付けたボケが人気になるとは限りませんし、それでいいと思っています。面白いかどうかを決めるのは、機械ではなく見た人です。
殿堂には「足切り」があります
毎日、前日いちばん盛り上がったボケの中から3本を殿堂入りとして選んでいます。ただし、わろたの数が多ければ誰でも入れるわけではありません。わろたが 3件以上、かつAI師匠の採点が 60点以上という最低ラインを両方超えたボケだけが候補になります。
もしこの条件を満たすボケがその日3本に満たなかったら、無理に数を揃えて質の低いボケを殿堂に押し込む、ということはしません。代わりに、過去の名作をもう一度配信します。そのときは「過去の名作プレイバック」と正直に表示するので、その日は新しい殿堂入りが出なかった、ということが一目でわかるようになっています。